水草のファームと呼ばれるものが海外にはいくつも
あります。
それらを相対的に見た時に、それぞれ役割なり
立ち位置みたいなものがあって、例えば高品質で
最先端の水草を提供する、または比較的安価で
多くの種類を供給する、などでしょうか。
こちら側からすると、それぞれの立ち位置を
勝手に想像していて、出来ればそのように
行動して頂きたいのですが、なぜかは不明ですが
謎のこだわりみたいなものがあります。
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トロピカはレッドシャープリーフをランセアであろうから
南米産ではなくアジア産とか言ってますが、あの時期に
アラグアイア産の水草が多数入荷してましたし、あの中に
1種だけ日本産が入っているのも変な話です。
しかもトロピカはランセアっぽいと言うだけで
ランセアと断言して販売しているわけではない(販売名に
Hygrophila lanceaとは記載していない)のに
アジア産にしているのは不思議ですね。
すでに海外のインターネットでは殆どがシャープリーフを
Hygrophila lanceaとして紹介しています。
仮に、学術的にシャープリーフがランセアだったと
しても、新たな分布域が見つかった、ではなく
南米産は誤りだ、と言うのはどうなのでしょうか。
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古い話になりますが、ロタラ ナンセアンと言う
ロタラがありますが、当初トロピカはこれを
「マヤカ sp.」として販売していました。
少し水草をやった人間からするとマヤカと
ロタラは間違えることは無いと思うのですが、
生産しているにもかかわらずなぜかマヤカ扱い
だったんですね。
これは後に訂正しています。
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当店でも栽培していますが、デナリーの
エキノドルスに「エキノドルス sp. E136」
と言うのがあります。
E136と言うのはデナリーの水草コードで
E=Echinodorusで、136が番号です。
クリプトならC~、アヌビアスならA~となります。
このE136は「sp.」となっているので、つまり
種小名がわからず、エキノドルスの1種で
ファームのコード番号である136と呼んでいる
と言う事です。
これは1990年のカタログから未だにsp.のままで
E136なんですね。
もう調べる気が無く、コードが商品名に
なってるパターンでしょうか。
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これは長らく言い続けていることですが、
アクアフルールのクリプトに「ブローサ」や
「モエルマニィ」、「ネビリィ」などがあります。
古くからのマニアなら、あぁ、あれね(笑)と
なるのですが、そういう事情に詳しくない場合は
気付くことは無いと思います。
フルールのブローサはスリランカの狭葉系で
確かウェンティだったように思います。
モエルマニィもそんな感じだったような。。。
ネビリィは、まぁ昔からのことを考えると
仕方ないかな、と思うので除外しても良いかも
しれません。
結局それらは本物ではないと言う事です。
もう10数年そのままなので、訂正するとか
見直すとか言う発想自体が無く、こちらも
商品名として使用しているんだと思います(笑)
なので、フルールのブローサを育てても
あの激しくデコボコした厳つい葉にはなりません。
数年に一度、ブローサを買ったのですが、
ルーツさんのとちょっと違うんですよね、と
言われることがありますので、たまに
書いておいた方が良いかもしれないと(笑)
。。。と言った具合に、謎のこだわり?!が
色んなファームにあるのです(笑)
まぁなんとなくヨーロッパのファームには
その辺はある程度きちんとやって欲しいなぁ、と
思うのは私だけでしょうかね。
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