日本国内の情報・画像のみならず、世界各国の情報を自宅に居ながら
閲覧できると言うことは非常に便利であります。
しかしながら、インターネットが発達する前の情報源はなんだったのでしょう。
恐らく専門誌や専門店のスタッフ、または専門店で知り合ったハイレベルな
お客様と言ったところではないでしょうか。
その中で急速にその存在が矮小化しているものに、専門誌があります。
昨今の内容(水草に限る)には目を覆いたくなるようなものが存在するのも
事実であります。もちろん、本を編集・出版するための労力は並大抵のものでは
ないことは、極々わずかながら紙面作りのお手伝いをさせていただいた私も
認識しているものであります。
また、売れる紙面作りというのが至上命題であると考えますので、特集記事や
注力する題材に偏りが見られることも致し方ないものでしょう。反面、バランスを
考慮した場合、どうしても水草と言うカテゴリーは組み込みやすいものであると
思われます。
ただ、常日頃お客様との会話でも申し上げることもありますが、アクアショップ、
いわゆる熱帯魚屋という商売からみた場合、水草というもののプライオリティは
最下位であると言わざるを得ません。つまり、お金にならないのです。
お金にならないと言うことは、水草と言うものに注力するお店が少ないということです。
すなわち、専門誌としても水草で特集を組んでも広告が集まらないのです。
更に水草でも特化した内容となると、読み手は限られてきます。そうなると
販売数の伸びは期待できません。
しかしながら、メインの特集タイトルとして掲げられる内容としては、水草は
1ジャンルとしては確立しています。そしてこのアクアと言う趣味の特徴として
始めやすくやめやすいという点があります。
そうなると常に一定の初心者が存在することになります。そこで水草特集での
ターゲットは初心者中心となるわけです。
入門的な内容と言うものは2~3年で劇的に変化するものではありません。
(ソイル系底床の登場時は例外)
また、水草を始めたいという動機は概ね美しいレイアウトを作成したいという
ことで間違いありません。
つまり、内容はセッティング関係から、レイアウト映えする水草の紹介と管理法に
なります。
すなわち、そのような内容は何年も変わらないのです。
2010年9月号の月刊アクアライフにおいても、レイアウトに使える水草は
昔と変わらずグロッソスティグマ、ブリクサショートリーフ、コブラグラス、
ロタラ ロトンジフォリア、ウィローモスなのです。
これは5年後も変わらないでしょう。
そこで7年前に登場した年刊誌AQUA PLANTSは、水草自体に特化した
しかも変草・珍草メインと言う奇特な雑誌でした。しかしながらいつの頃からか、
普段の水草特集号と殆ど同じ内容になってしまいました。
変草・珍草のカタログ的なものは不要だと言うことであり、3号までのような
レイアウトに使うには自分の頭をひねらなければならない・実践を繰り返さねば
ならないような草や、使えない草は必要なくなりました。
AQUA PLANTSだけはと尽力するつもりではありましたが、残念ながら
私にお手伝い出来ることは皆無となりました。
専門誌の水草関係における情報の内容で、現在の水草業界の熱量を
計れるように思われます。
そして、現在の体感温度は、まぎれもなく非常に低いものであります。
※レイアウトサイドとは、まったくの別角度です。
特殊である当店、及び私の個人的な意見です。
ターゲットは初心者中心となるわけです。
入門的な内容と言うものは2~3年で劇的に変化するものではありません。
(ソイル系底床の登場時は例外)
また、水草を始めたいという動機は概ね美しいレイアウトを作成したいという
ことで間違いありません。
つまり、内容はセッティング関係から、レイアウト映えする水草の紹介と管理法に
なります。
すなわち、そのような内容は何年も変わらないのです。
2010年9月号の月刊アクアライフにおいても、レイアウトに使える水草は
昔と変わらずグロッソスティグマ、ブリクサショートリーフ、コブラグラス、
ロタラ ロトンジフォリア、ウィローモスなのです。
これは5年後も変わらないでしょう。
そこで7年前に登場した年刊誌AQUA PLANTSは、水草自体に特化した
しかも変草・珍草メインと言う奇特な雑誌でした。しかしながらいつの頃からか、
普段の水草特集号と殆ど同じ内容になってしまいました。
変草・珍草のカタログ的なものは不要だと言うことであり、3号までのような
レイアウトに使うには自分の頭をひねらなければならない・実践を繰り返さねば
ならないような草や、使えない草は必要なくなりました。
AQUA PLANTSだけはと尽力するつもりではありましたが、残念ながら
私にお手伝い出来ることは皆無となりました。
専門誌の水草関係における情報の内容で、現在の水草業界の熱量を
計れるように思われます。
そして、現在の体感温度は、まぎれもなく非常に低いものであります。
※レイアウトサイドとは、まったくの別角度です。
特殊である当店、及び私の個人的な意見です。