前回はクリプトコリネを見てみましたが、最後に
エキノドルスです。
エキノドルスはクリプトコリネに匹敵する、むしろ
それ以上の根っこ植物です。根っこ植物とは私が勝手に
心の中で根が大事な水草のことをそう呼んでいるだけです(笑)
と言う訳でクリプトコリネと同様に植えたら動かさない方が
良い事が多い水草です。
新しいソイル系の底床では順調に展開することが多く、
導入時に躓かなければ割と短期間で結構なサイズに
なってしまいます。
大きな葉を広げる種類が多く他の水草の生育に
影響を及ぼすことがありますので葉数を調整しますが、
それまでの調子が良ければ何ら問題はありません。
ある程度の期間栽培して、しっかりと根付けば容易に
動かせないのがエキノドルスです。#3で挙げたクリナムと
同様に基本的には植えたら動かさないようにしていれば
何年もそこに生えているため、結果的に放置気味で
維持できてしまうので手間もかかりません。
画像が殆ど無い。。。 これはデナリーE136です。ここに植えてから 何年も経ちますが数センチ位の移動で収まっています。 |
エキノドルスには大きく分けて2タイプが存在していて
最近の名言になぞらえて、「深緑かそれ以外か」と
言うべきか。。。まぁ言いたいだけでした(笑)
そう言い切ると若干ズレが生じるので具体名を挙げると
ホレマニー、オパクス、ポルトアレグレンシスなどの
透明深緑葉系にウルグアイエンシスを加えたグループと
アマゾンソード、スプーンソード、メロンソードと
呼ばれるような昔ながらの黄緑色の原種や、多くの
改良品種のグループです。
最近の名言になぞらえて、「深緑かそれ以外か」と
言うべきか。。。まぁ言いたいだけでした(笑)
そう言い切ると若干ズレが生じるので具体名を挙げると
ホレマニーグリーンです。深緑は基本は3種と 考えられていますが、今はどうなってるのやら。。。 |
ホレマニー、オパクス、ポルトアレグレンシスなどの
透明深緑葉系にウルグアイエンシスを加えたグループと
アマゾンソード、スプーンソード、メロンソードと
呼ばれるような昔ながらの黄緑色の原種や、多くの
改良品種のグループです。
入ってくる見込みのないデナリーですね。。。 このような改良品種も概ね場所移動は殆ど無いか 緩やかです。ただしホレマニーレッドの形質が 強く出ている品種は移動が速くなります。 |
どちらのグループでも長期維持は可能ではあるのですが
より長く面倒を避ける場合は後者の黄緑グループが
推奨されます。
理由は1つ。透明深緑葉系のグループはアヌビアス ナナの
ように積極的に後方に根茎を形成しながら好きな方向へ
場所移動を行うからです。
より長く面倒を避ける場合は後者の黄緑グループが
推奨されます。
理由は1つ。透明深緑葉系のグループはアヌビアス ナナの
ように積極的に後方に根茎を形成しながら好きな方向へ
場所移動を行うからです。
良い画像が無いので古いのを引っ張り出す。。。 これはオパクスですが、左が頭で右が尻尾です(笑) 移動していることがよくわかりますね。 |
黄緑の場合は5年程度なら植え替えを行わなくても良いことが
多くクリナム同様放置可能ですが、深緑系の場合は水槽の
サイズや株の進行方向によりますが数年で植え替えを
余儀なくされます。もちろん小技を使ってある程度
その時期をずらすことはできますが、底床内を完全に支配
されてしまうので、植え替えなければなりません。
その辺りを考慮に入れてこれぞと言う種類をセンターに
据えてみるのはどうでしょうか。
深緑はもちろん魅力的ですが、黄緑を維持していると
時折ハッとさせられる瞬間があるのを、多くの人は知らずに
水草水槽をやっている。
。。。つづく
多くクリナム同様放置可能ですが、深緑系の場合は水槽の
サイズや株の進行方向によりますが数年で植え替えを
余儀なくされます。もちろん小技を使ってある程度
その時期をずらすことはできますが、底床内を完全に支配
されてしまうので、植え替えなければなりません。
その辺りを考慮に入れてこれぞと言う種類をセンターに
据えてみるのはどうでしょうか。
深緑はもちろん魅力的ですが、黄緑を維持していると
時折ハッとさせられる瞬間があるのを、多くの人は知らずに
水草水槽をやっている。
。。。つづく