今回はちょっと変な緑三色やバイカラーの
扱いになっているものの、よくわからないタイプを
ご紹介致します。
元々、白が入っているように見えたり、入ってるの
だろうけど、模様に入れるべきかどうかと判断の
わかれそうなタイプです。
画像が多くなるので葉のみ掲載しています。
緑三色?別物?
サイレントアンダー AZ1212-3
模様の面積が多めの緑三色と言った印象。 しかしながら主脈付近にもう1色白っぽい色が 乗っています。これが消えないんですね。 |
2色目の黄緑の中にもう1色薄い緑があるのが わかりますね。これで緑三色なのですが、やはり 中央の白っぽいのが気になります。 |
全体的に変な感じ
パダンチャンプールbパッチ AZ1012-10b
ご存知キャッスルで有名なPDNCのbパッチ。 ほぼバイカラー状態で、キャッスルとは似ても 似つかない配色です。これは更にはっきりと 中央に白が残っています。葉の形が思いのほか 丸っこくなり、これはこれで良い感じです。 |
凄く分かりにくいのですが、主脈から外側に 向けて極々薄く3色目がじわっと広がって いるので、一応緑三色ですが、やはり真ん中が 気になりますね。これをどう呼ぶべきか。。。 あと地色と黄緑が重なって1色作ってますね。 |
AW1302 (AW=A産地白入り)
調子がイマイチの株で申し訳ない。。。 うっすら主脈が白いです。このパターンは 葉先の方が白の幅が広いことが多いですね。 模様の配分としては全体模様でかなり良い。 |
少し前の葉です。やはり中央の白が見えます。 新芽よりやや小さい葉ですが、やはり全体模様で 個人的には観賞価値は高めだと思います。 |
BW1302 (BW=B産地白入り)
珍しくやや細葉系となっています。 AWと同じく白入りとして入荷してますが 白は主脈に収斂してしまうパターン。 |
やはり葉先と葉柄(ようへい)付近に出ますね。 これは他のタイプでもあることですが、この僅かに 出てくれる白がややこしくするんですよね。。。 |
すわっ!モザイク!で有名?(笑)
モザイク 2 AZ0912-2
幼株は本当にニルバーシュにそっくり。 結局模様は派手に散ることはなく中央寄りで 収まっています。ただし、Maxまではまだ 育てていないのでこれから検証します。 |
そこそこの模様が出ても良いサイズで この状態ですからある程度はこの感じで 間違いないと思います。模様はよく見ると マルチカラーの配色になっているんですね。 使ってる絵の具はニルバーシュ等と同じと 言うことです。ただし模様の構成が劇的に 異なっている。これもピクタムの不思議なところ。 |
これらのタイプは緑三色とも言い難く、はたまた
マルチカラーとも言えず、なんとも扱いを悩みます。。。
グループ分けをしたいところですが、良い名前も
思いつかない。サイレントアンダー、チャンプールアンダーが
白が入ると思いきや緑三色系?と言うこともあって
一時期アンダー系と言う言葉を用いるようにしていましたが、
~~アンダーと言う名前でそれなりの物が出たり、
チャンプールアンダーも育てばほぼマルチ系になることから
それらを一緒に括るわけにもいかず、呼び名は宙ぶらりん。
まぁ集めている人は日本に1~2人くらいしかいないと
思われますので特に分けなくても大丈夫かもしれません(笑)
しかしながら、人知れず無くなっていくのも寂しいですし、
こういうグループもあるということは情報としては無益では
ないと思うのでご紹介してみました。
今後、緑三色と出会うことがあれば、それがどういった
傾向の株なのかと言う1つ目安になれば幸いです。
緑三色の連載はひとまずこれで終了です。