2018年7月7日土曜日

逆に長期維持 <1>

水草水槽の楽しみ方は様々だと思います。
近年は道具が豊富・安価となり、調達もインターネットを
使えばどこからでも可能です。

しかしながらそれに反して、アプローチはどこか
画一的になっているような気がします。
恐らくはインターネットで検索すると上位には
同じような情報が常に並んでいます。
それを参考にすることによって、大多数の人が
同じ情報をお手本にしていることが考えられます。

また、前述したように道具が非常に良くなったため、
水草水槽自体を作り上げていくと言う作業があまり
必要でなくなりました。
それに加えて、ある意味仕方のない状況とは言え
業界全体が向かった水槽の小型化と、ソイル系底床の
誤った情報の伝播によって、短期間でリセットを
行うことが前提となってしまっています。

2000年くらいに設置しました。
アクアプラントサンドです。
新たに足すことも殆どしてませんが
粒も残っていてまだまだ使えます。




















かつては大磯と呼ばれる海産の砂利が底床の
主流でした。ヨーロッパでは珪砂に近いものが
利用させていたようですが、水草器具のメーカーから
石英を原料にした水質に影響を与えない砂利も
発売されていました。

確か2001年くらいに設置しました。
大磯の細目がメイン、アクアプラントサンド少々、
最下層にアクアグラベルの小粒が入っています。
もちろんリセットは行っていません。
状態の良い時も悪い時ありますけどね。





















これら砂利と呼ばれるものを底床に使用した場合
水草が根を下ろし、底床内が有機的に機能するまで
それ相応の時間を要しました。
そのため、ある程度の期間維持するのが前提で、
ある日を境にどことなく、または劇的に環境が
良くなる(いわゆる立ち上がった状態)瞬間を
目指して、試行錯誤したものです。

しかしながら、ソイル系の底床材の登場で
その立ち上げのプロセスのかなりの部分を
ショートカットしているような状態になっています。
この時点で数か月程度の管理を端折ったことになり、
ゴールとは言えないのですが、ゴールに近い状態に
ワープするような結果となります。

大磯などの底床でようやく立ち上がった水草水槽は
そこからが本番で、いよいよ本命の水草を導入したり、
クリプトコリネなどが美しくなり始めることかと思います。
そこまでの過程とようやくたどり着いたその状態を
そこから数か月でおいそれと壊すと言う事は
非常に勿体ないことです。
なぜなら、ようやく水草水槽として機能し始めた
ということですし、そこから楽しくなってくるからです。


続く予定。。。

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