2016年4月15日金曜日

クリプトコリネ ~この美しい水草~ Part2

前回(Part1)に引き続き、クリプトの魅力について思うところをつらつらと。
古い画像が混ざるのはご愛敬と言うことで(笑)


水草としての魅力からは少し外れるものの、クリプトの水上育成は
クリプトを語る上では避けては通れませんね。ですが、そこはさらっと。

今でこそケース内で水草を水上葉で栽培するのが普通になって
いますが、クリプトの水上栽培が水草界での分水嶺じゃないかと
思ったり。
クリプトを水上で栽培する目的は基本的に花を咲かせることです。
入荷した不明種の判別はもちろん、その独特な仏炎苞は非常に
魅力的です。また、水中育成の条件が見えない種類に対しては
水上栽培で一旦保留することができます。
葉の形状も水中と水上で異なる種類が多く、そう言った別の
表情も楽しめるのも良いところです。

ただし、花を見ることに関しては何も水上育成が絶対と言う
わけではありません。水中育成をしていても、株が充実したり
外的要因の変化を感じ取ったりして咲くことがあります。
チューブの長い種類は水面を突破して開花しますし、小型水槽や
らんちゅう水槽(フラット)などではさほど長い種類でなくても
水面付近で開花することがあります。
そう、クリプトは「栽培者へのご褒美的に」「気まぐれで」水槽内でも
開花した姿を見せてくれるのです。
なんとも「クリプトコリネ」らしいじゃありませんか(笑)

水中育成での開花に関しては、私個人が見たことに限り、
トリミングや植え替えを極力行わない水槽で多く見られています。
店内の水槽で開花したのを見つけたのは下記の種類です。


・ウエンティ
・パルバ
・コルダータ
・アポノゲチフォリア
・アウリクラータ
・ウステリアーナ
・ストリオラータ
・クリスパチュラ



水面から顔を出したウステリアーナの仏炎苞。
大型種のため、花茎やチューブがかなり伸びます。

水中で開花したコルダータの仏炎苞。
The Cryptocoryne!と言った形状。
抑めな色調をした葉の中でレモンイエローが眩しいです。

タイプによるのか、ウエンティも
水面から出る場合があります。
ウエンティは水槽への適応能力が高く、特にソイルの水槽だと
短期間で密生するため、群落の中で咲いていても気づかない
場合がありますね。恐らく気づいていないだけで、みなさんの
水槽でも咲いていると思います。
また、パルバは仏炎苞も小さいので見逃すことが多いかも
しれません。
ある程度の期間群生を維持していた場合は、時折掻き分けて
生長点付近を確認してみると良いと思います。



群落と言う点からすると、特に渓流系の凸凹した葉を持つ種に
関しては、水上育成よりも水中育成の方が美しい姿を容易に
見せてくれるます。また、増殖速度も圧倒的です。
もちろん状態の上下はあるものの、概ね好調を維持している
ヒュードロイはもちろん、キー、ブローサなどは完全に水中向きです。
もちろん、水上育成で10年維持することも可能ですが、前述の
通り、水槽でやった方が楽しいです。一度あの群生を見ると
もう虜になります(笑)

古い画像ですが。。。キーです。
ちょっとレイアウト風になってますね。
キーはサイズと草姿からレイアウト向きです。
ただし、色を狙うのは難しいかもしれません。

ブローサです。こちらも以前の画像です。
今は藍藻と格闘中。。。年内に復調予定(笑)
キーよりもランナーが長い傾向があるので、
自然に密生させるのはちょっと時間がかかります。

いつものヒュードロイ。
群生は上から見るのも最高!(笑)

これらの種類を何年も継続して栽培していると色々と見えることも
ありますし、やはりクリプトは水草だな~と感じます。
この葉を見てると世間で言われるところの「珍奇植物」に引けを
取りませんね(笑)
クリプトの群生と言うのは有茎のそれと違って派手さはありませんが、
ずっしり来るんですね。自分が育てきれなかった種類の群生を
見せられると圧倒的敗北感があるんですよ。。。
水草水槽でのクリプトの群生はそれほどの存在感があるんです。
有茎と違ってそこへ持っていくのに「時間と」「運」が必要なためかも
しれませんね。
そして、それは自分との戦いなんです。すなわち孤高の趣味です。


。。。続く


※コメント欄の設定がGoogleアカウントが無いと書き込めなく
なっていたようで。。。今は書き込めると思います。
何かありましたらどうぞ。


1 件のコメント: