いわゆるネイチャーアクアリウム(NA)であったり、
それに準ずるレイアウトであることが殆どとなっています。
明確にNAとしていなくても、近年水草を始めた人に
とってはNA(NA風)レイアウトが脳裏に焼き付いているため
そういう方向に引き摺られてしまいます。
それは仕方がないことで、
水草レイアウト(綺麗な水草水槽)=ネイチャーアクアリウム
と言う構図が出来上がっていることが理由だと
思います。
しかしながら水草水槽と言うのは色々な楽しみ方が
あります。
かつてNAが広く知られるようになっていく過程で
ネイチャーアクアリウムはダッチアクアリウムと
対極にあるような認識だったと思います。
ダッチ派?NA派?と言う論争(と言うにはオーバー?)も
あって、それなりに水草レイアウトにあって
ある意味両輪となっていました。
しかしながら、ダッチアクアリウムと言うのは
様々制約があったり、比較的大型水槽でその魅力が
伝わることであったりと、日本人にはハードルが
高めだったことや、特にどこかのメーカーが
ダッチを軸に何かしらを展開した訳ではない反面、
ネイチャーアクアリウム自体がメーカー発信で
あったため、情報発信源の無いダッチアクアリウムに
関連することを目にする機会は激減、あまりにも
大きな差が出来てしまいました。
そのため、ダッチアクアリウムと言う名前だけが
僅かに知られるだけになり、そのレイアウトが
どういったものかと言う事は置いてきぼりと
なってしまいました。
現在はある雑誌に、今のオランダにおける
ダッチアクアリウムのコンテストが毎年紹介
されており、ランカーの水槽を見ることが出来ます。
レイアウトはハイレベルで、水槽サイズもあって
迫力あるものとなっていますが、かつての
ダッチアクアリウムとは少し異なる印象と
なっています。
単に個人的に1980年代やそれ以前のダッチ水景に
非常に魅力を感じているので、この数十年で
曖昧になったオールドスタイルのダッチアクアリウムに
ついて、YouTube配信と並行してブログでも
何回かに分けて紹介したいと思います。
殺風景なので画像の1つでも。。。(笑) |
中古価格 |
良いですね、ダッチアクア
返信削除僕は25年ぐらい前、近所に宮本久士さんのショップがあって、そこで初めてダッチアクアの素晴らしさを目の当たりにして、水草の美しさを知りました。
その頃数年間通いつめて色々と教えてもらったことが今でも水草育成の基本となってます。
ネイチャーアクアが主流となっている現在、改めてダッチアクアの素晴らしさを拡めて行きたいですね。
楽しみな企画、ありがとうございます。
アクアガーデンさんですね。
返信削除宮本さんはヨーロッパのスタイルがお好きだったような
印象があります。
記事が何回になるかまだわかりませんが、一度には
書き切れないのでしばらくはこのネタになると思います。