2020年2月24日月曜日

長期維持水槽のポートフォリオ #5

長期維持水槽と言われてイメージする水草はなんでしょう。
概ね陰性水草、例えばミクロソルムやボルビティス、または
アヌビアスの仲間やモスの類、そしてあの水草です。
そう、クリプトコリネ。

簡単なのか難しいのか、丈夫なのか弱いのか。。。
いつまで経っても掴みどころのない水草。
しかしながらこの水草が魅力を最大限に発揮するのは
その水槽で時間をかけて群生した瞬間と言うことだけは
はっきりしています。

もちろん短期的に繁った群生も美しいのですが、
大小様々なサイズの株が時間をかけて密度高く繁り、
よく見ると底床から上向きに生え揃っている根が
あちこちに確認出来たときの落ち着きと安心感、
トータルでの群生美はその性質から考えても
圧倒的です。

と言うわけで、クリプトコリネ自体がある程度の
期間を維持しなければその本来の魅力や達成感を
味わうことができない水草なのです。

数年間藍藻に覆われても耐え続けていたブローサ。
リセットなんかしなくても藍藻は無くなるし
クリプトは群生するしブセも育ちますね。
(この水槽にブセのクダガンが入ってます)




















ひとまとめにクリプトコリネと言っても、その種類に
よって成長速度や増殖方法が異なるため、取り組み方も
変わってきます。
ただ、そのような情報は基本的にはネットには落ちておらず
自身がその種類と向き合って初めて感じられると言うことが
多いと思います。
そして当然それもある程度の時間を要することは明らかです。

縦横無尽にランナーを伸ばして増殖する
旧トンキネンシス。まとまって生えてくれない(笑)
レイアウト写真のようにはいきません。。。



















また、その水槽自体のコンディションや維持年数などによって
クリプトが見せる表情も異なるため、維持すればするほど
様々な姿を見ることができるのです。


神畑インド便のCry.スピラリスの1タイプです。
数年この場所に居ますが全く増えない(笑)
当初は緑の葉に幅のある茶色い縁取りでしたが
ある時期を境にがっつり模様が出ました。




















性質的にも底床の締まりや汚泥の堆積などにも比較的強く
長期維持水槽にふさわしい水草であろうかと言えます。

20年近く経過した底床ですが、数年前に仕入れたものの
カップ内でカビだらけになり捨てようか迷ったフラミンゴも
すくすくと育ってランナーを出しています。



















お気に入りのクリプトを水槽の片隅に忍ばせておくと
そのうち思いもよらない景色を見せてくれると思います。
もちろん複数種を入れておくのも楽しいですが、最後は
強い1種とわずかな生き残りと言うパターンか、または
なかなかのせめぎ合いを見ることになるかもしれません(笑)
いずれにせよ十数年かけて楽しめることとなるでしょう。


。。。続く




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