概ね陰性水草、例えばミクロソルムやボルビティス、または
アヌビアスの仲間やモスの類、そしてあの水草です。
そう、クリプトコリネ。
簡単なのか難しいのか、丈夫なのか弱いのか。。。
いつまで経っても掴みどころのない水草。
しかしながらこの水草が魅力を最大限に発揮するのは
その水槽で時間をかけて群生した瞬間と言うことだけは
はっきりしています。
もちろん短期的に繁った群生も美しいのですが、
大小様々なサイズの株が時間をかけて密度高く繁り、
よく見ると底床から上向きに生え揃っている根が
あちこちに確認出来たときの落ち着きと安心感、
トータルでの群生美はその性質から考えても
圧倒的です。
と言うわけで、クリプトコリネ自体がある程度の
期間を維持しなければその本来の魅力や達成感を
味わうことができない水草なのです。
数年間藍藻に覆われても耐え続けていたブローサ。 リセットなんかしなくても藍藻は無くなるし クリプトは群生するしブセも育ちますね。 (この水槽にブセのクダガンが入ってます) |
ひとまとめにクリプトコリネと言っても、その種類に
よって成長速度や増殖方法が異なるため、取り組み方も
変わってきます。
ただ、そのような情報は基本的にはネットには落ちておらず
自身がその種類と向き合って初めて感じられると言うことが
多いと思います。
そして当然それもある程度の時間を要することは明らかです。
よって成長速度や増殖方法が異なるため、取り組み方も
変わってきます。
ただ、そのような情報は基本的にはネットには落ちておらず
自身がその種類と向き合って初めて感じられると言うことが
多いと思います。
そして当然それもある程度の時間を要することは明らかです。
縦横無尽にランナーを伸ばして増殖する 旧トンキネンシス。まとまって生えてくれない(笑) レイアウト写真のようにはいきません。。。 |
また、その水槽自体のコンディションや維持年数などによって
クリプトが見せる表情も異なるため、維持すればするほど
様々な姿を見ることができるのです。
クリプトが見せる表情も異なるため、維持すればするほど
様々な姿を見ることができるのです。
神畑インド便のCry.スピラリスの1タイプです。 数年この場所に居ますが全く増えない(笑) 当初は緑の葉に幅のある茶色い縁取りでしたが ある時期を境にがっつり模様が出ました。 |
性質的にも底床の締まりや汚泥の堆積などにも比較的強く
長期維持水槽にふさわしい水草であろうかと言えます。
長期維持水槽にふさわしい水草であろうかと言えます。
20年近く経過した底床ですが、数年前に仕入れたものの カップ内でカビだらけになり捨てようか迷ったフラミンゴも すくすくと育ってランナーを出しています。 |
お気に入りのクリプトを水槽の片隅に忍ばせておくと
そのうち思いもよらない景色を見せてくれると思います。
もちろん複数種を入れておくのも楽しいですが、最後は
強い1種とわずかな生き残りと言うパターンか、または
なかなかのせめぎ合いを見ることになるかもしれません(笑)
いずれにせよ十数年かけて楽しめることとなるでしょう。
。。。続く
そのうち思いもよらない景色を見せてくれると思います。
もちろん複数種を入れておくのも楽しいですが、最後は
強い1種とわずかな生き残りと言うパターンか、または
なかなかのせめぎ合いを見ることになるかもしれません(笑)
いずれにせよ十数年かけて楽しめることとなるでしょう。
。。。続く
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