#1 イントロ
#2 着生
#3 ロゼット
#4 有茎草
#5 クリプトコリネ
#6 エキノドルス
これを見て鋭い人はこう思ったのではないでしょうか。
「全部じゃん」
そう、取り敢えずどんな水草でも長期維持水槽に
用いることが出来るのです。
ただ、自分が使いたい水草と育つ水草に乖離が
あったり、何をメインにしてサブでどの辺を使って
遊ぶか、メンテナンスに割ける時間や労力はどの程度か、
そう言った部分を考えると使える種類の比率や
種類が変わってきます。
#3 ロゼット
#4 有茎草
#5 クリプトコリネ
#6 エキノドルス
これを見て鋭い人はこう思ったのではないでしょうか。
「全部じゃん」
そう、取り敢えずどんな水草でも長期維持水槽に
用いることが出来るのです。
ただ、自分が使いたい水草と育つ水草に乖離が
あったり、何をメインにしてサブでどの辺を使って
遊ぶか、メンテナンスに割ける時間や労力はどの程度か、
そう言った部分を考えると使える種類の比率や
種類が変わってきます。
長期維持水槽も最初は新品です。
まぁ当たり前ですが(笑)
例えばソイル系の底床でセットした場合、取り柄えず
適当に何でも育つので入れたい水草を入れれば良いと
思います。そうです、普通に水草水槽を楽しむだけ。
その過程で様々な水草を楽しんだり実験をしてみたり
たまにはやらかしてみたり。そうするうちに時間は
経過するものです。
そうしていると自然に自分の好きな種類やその水槽で
割と楽に管理できる種類が残ることになることが
多いのではないでしょうか。
2001年6月号のアクアライフに掲載された 水槽なので19年は経過してる感じですね。 ほぼ全面有茎草~全面クリプトロザエ~ そしてエキノだアポノゲトンだと放り込み ずーっと遊んでます。当然底床の入れ替えは無し。 |
さてここからが長期維持のスタートです。
好みの水草でそれぞれやりたいことが違うと思いますが、
#1~#6の水草を上手く組み合わせて、古い底床を活かしつつ
じっくり育てる水草+部分的に入れ替えて楽しむ水草の
エリアを使い分けていきます。
そして優先すべきはそれらを踏まえた上で、
「とにかくあまり手間がかからないようにする」
と言う事です。
例えば前景をCry.パルバやカーペットスター、
這うように成長する小型のブセファランドラなどに
しておくとトリミングは殆ど不要です。
殆どブセなのでメンテは非常に楽だと思います。 古くからの方はご存知かもしれませんが、 昔、入口で泥沼みたいになっていた水槽です(笑) 当然リセットなんかしてません。自慢には ならない。。。設置して10年以上かな。 |
後景はシダ類やクリプトコリネ、アポノゲトンの類に
しておけば定期的なメンテナンスをわずかに行うだけで
大丈夫です。もちろん1区画程度であれば有茎草でも
問題ありません。
足元を上手く隠せるならアヌビアスなんかも良いでしょう。
よく登場する20年選手ですね(笑) 今はロゼットかそれに近いものがメインと なっています。日頃のメンテナンスは 水を抜いて入れるだけ(笑)あとは時々トリミング。 |
中景は手入れがしやすく自由度の高いエリアなので
縦方向に成長するブセファランドラ、クリプトコリネの仲間、
小型のミクロソルムや小型のアヌビアス、有茎草でも
良いと思います。
センタ―プラントとしてクリナムやエキノドルスも使えます。
もちろんお気に入りのクリプトコリネを茂らせると言うのは
とても素晴らしいと思います。
これも19年くらいだと思います。 ニムファが出たり引っ込んだり、エキノが どんどん移動したりと変化も多いです。 時々有茎草を入れ替えたり、実験にホマロメナや スキスマトグロッティスを沈めたりと退屈もしません(笑) |
水草を種(しゅ)として維持しようとするとそのストレスたるや
かなりのものです。しかしながら好きな種類が馴染む水槽を
作り、水草と言うよりも水槽全体を維持していくと言う
方向性で進めるとなぜか楽な気がします。
水草自体は時には水上葉が展開することや、休眠することも
あります。もちろん黒髭に覆われたり驚くほど綺麗になったりと
良い時も悪い時も経験できます。
新規セッティングもリセットも新たに取り組む楽しさが
あると思います。しかしながら長期維持は文字通り
長期間維持しないとその魅力は感じることが出来ないのです。
まぁだらだら出来て楽なだけですけどね(笑)
性格にあった水草水槽を心がければ細く長く楽しめると
思いますよ。
長期維持水槽のポートフォリオ。。。終わり
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