AZ便が続きましたので、気分を変えて(変わらない?)、
他便の緑三色を少しご紹介したいと思います。
実はまだAZ便も残っているのですが、いつ終わるのか。。。
という空気も無きにしも非ずでしょうし、良い感じに
育っている株のストックも無くなってきたこともありますので
次回を最終回にしたいと思います。
では、早速いきましょう。
産地は同じでも様々。
TB便 AG(=A産地緑三色)
サンプル1
葉は比較的早い段階で細目。 模様は中央よりだが、まだMaxには なっていないので最終形は不明。 |
同株の別の葉。やはり模様はまだ中央寄り。 ただし、黄緑の中に地色の細かい散りが 増えています。縁のウェーブも顕著。 |
葉を横から見たところ。 縁の波打ち度合いがよくわかります。 なかなか細かくて良い感じです。 |
模様の構成はサンプル1とほぼ同じと 思いますが、やや散る感じ。葉の形状が 同程度のサイズでこちらは普通の葉っぱと 言った形で、縁のウェーブは殆どありません。 |
標準的な形状。濃い色の散りは入ります。 |
やけに腹筋っぽい(笑)模様は主脈から外側に 滲むように少し広がるだけ。まだ完全に 成長したわけではないのですがある程度の サイズではあるので、散らないタイプでしょうか。 |
よく見ると主脈は白いんですね。 1枚目の写真では先の方だけ白がわずかに 広がっているのが見えます。幼株表現の名残か 葉の付けの付近にも白が見て取れます。 そして3色目の緑が殆ど見当たらない。 なので、緑三色に入れて良いのかも不明。 極々稀に黄緑らしきものが見えるのですが もっと大きくしないとわからないですね。。。 |
TB便CG(=C産地緑三色)
葉の形状はピクタムらしい標準的なものです。 模様の分量が多く、まだ成長の途中ですが 地色の面積の方が少なくなりつつあります。 |
よく見ると縁がギザってますね。これも良い感じです。 模様の面積は地色と完全に逆転しました。 一見反転と言いたくなりそうなこの状態は「反転」ではなく、 単に模様の面積が広くなり模様の間から地色が見えているだけと 考えています。「反転」は地色であるはずの濃い色が模様になり、 2番目の明るい色が地色になっている状態と、私は認識しています。 |
最近はもうあまり見かけない?
LA便 アチェの緑三色
やはりニアスやシボルガの物とは雰囲気が 異なる感じですね。それほど数を見た訳ではありませんが、 葉先に向かってスッと尖る印象がありますね。 |
この株も地色より模様が多いですが、模様に隙間が あまりない状態で広がっているので反転っぽくは 見えません。つまり上のCGとは模様の位置が 違うだけです。また、AGのように濃い緑が薄い緑に 散るのではなく、薄い緑が地色に散っています。 |
あと手持ちがありませんが、実は神畑のPシリーズと言うのが
結構特徴的なんですね。一度仕入れましたが特徴的でした。
AZ便以外にも様々ある緑三色ですが、おそらく多くが
2012年までの入荷で、それ以降は模様が派手な
マルチカラー系や、白(純粋な白は無い)や銀などの面積が
多く、出来るだけコントラストのキツいタイプなどに人気が
大きく偏り、緑三色の需要が極端に減ったため
入荷は殆ど無くなりました。
まぁ需要が無いので、「ルーツさんが言うから採ってきました~!」
とか、ピュアな瞳をキラキラさせて山のような緑三色を
抱えて来られても困るだけなのですが(笑)
次回は緑三色として扱ってはいますが、そうとも言いにくい
異端児的?なタイプもご紹介したいと思います。今回掲載した
AGのサンプル3に近いようなタイプですので、これも
そこへ入れても良いのかもしれませんが、どれもが微妙に
違ったりするので悩ましい所です。仕方ないので(笑)引き続き
すべてを育成している次第です(笑)
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