様々な理由と共に申し上げてきたわけですが、それらは
意外と古い事実からの考察でした。
今回は近々の出来事などから見ていきたいと思います。
まぁ水草業界と言うよりは主に観賞魚業界全体で
今年は色々とありましたので、ざっくりと見てみます。
業界内でもメダカと共に売り上げを支えているのが
金魚だと思われますが。。。
水産動物の検査について
私は金魚を扱っていないので、輸入金魚が
現在流通しているものの何割程度を占めているのか
知りませんが、近年はかなり多くなっていたように
聞いています。
ある筋の努力で最小限に抑えられたようですが
全面的にとなっていたらなかなかのダメージで
あったと考えられるようです。
少し前の話になりますが、5/19に中部以西の方には
割と馴染み深いところが民事再生法の適用申請。
そして7/29、関東でも似たような業態の会社が民事再生法の
適用申請を行いました。
約2か月の間に何店舗ものペットショップを展開する2社が
このような事態に。
もちろん、特定の会社がそうなることイコール業界衰退と
言い切るのは乱暴ではありますし、その会社がどういう
経営を行ってきたか、と言う点を無視するわけには
いきませんが、少なくとも熱帯魚が「流行って」いれば、
自転車操業でもどんぶり勘定でも潰れはしないんですね。
観賞魚業界と言うのが、ちょっとそう言う空気がある(笑)
加えて、犬、猫、小動物をも扱っているにも関わらず、
と言うところがちょっと深刻な印象を受けます。
そして直近では8/15に特定外来生物の指定対象種が
追加となりました。
ガンブシアなどは卵胎生に注力していたお店なら
キープしていたのではないでしょうか。
どの辺を狙い撃ちにするのかは選定する種類を
見ているとなんとなく見えますので、水草業界への
ダメージは当面のところ殆ど無いと言えそうですが
さて今後はどうなりますか。。。
余談ではありますが、すでに別会社になっているので
関係ないのですが、古くからのアクアリストはわかっては
いても感覚的に「ついに。。」と一瞬脊髄反射したのでは
ないでしょうか。
8/19に株式会社マリン企画とその関連会社エムピーシー
破産申請を行いました。
負債総額はそれぞれ約3億の計約6億。
以上は業界全体の話になりますが、代表的な事例として
挙げてみました。
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