幅広く認識されている水草です。
その中で我々が身を置くマニアの世界において
群を抜いて人気があるのがいわゆる「耳」を持つ
種類です。
耳とは何ぞや?と言う方は下の画像をご覧ください。
アクアフルールのハスチフォリアです。 ファーム物のハスチは種類としては ギガンティアになるかと思います。 赤丸の部分がいわゆる耳ですね。 |
An.gigantea
An. gilletii
An.gracilis
An.hastifolia
An.pynaertii
An.gracilis
An. gilletii
最後のカメルーン便でギレッティとして 入荷したものです。草体サイズの割に やはり耳が小さいです。100%本種かと言われると そこはまぁ。。。(笑)一応入荷名と外見上の 特徴からギレッティとしています。ちょっと 迷彩が入りかけてますね。 |
An.hastifolia
カメルーン便でハスチフォリアとして 入荷したものです。なるほど耳が前に 返っていて3枚葉のようになってますね。 図鑑で見るような形状です。 |
これらは大小はあれど明確な耳を持つ種類として
知られているアヌビアスです。しかしながら
耳付きと認識されてはいないもののアフリカ便で
入荷するAn.barteriの仲間と思われる種類の中に
耳を持つタイプがあります。
An.barteri var. barteriで入荷したものです。 なかなか特徴的な形状で普通の物と異なるのが わかります。状態が悪かった回ですね。。。 |
An.barteri var.caladiifoliaで入荷したもの。 このようなバルテリィは昔から稀に見られたようで マニアの眼に留まっていました。 |
耳付きの個性的な種類は入荷頻度が低く、より特徴的な
草姿をしているタイプは更に入手する機会が
少なくなっています。
以前は不定期ながらもアフリカから野生の株が
入荷していましたが例の問題で止まってしまいました。
以下の種類(タイプ)の物はかなりの個性派で
私がとやかく説明するよりもその形状を見て頂いた方が
説得力があろうかと思います。
An.sp. Zohoyea
ご存知ゾオイアです。これはいつもの便とは 少し異なる産地から入荷したと言うアナウンスが ありました。現地からのアヌビアスが一旦終焉を 向かえる末期に来ていたためか関西のみ入荷の記憶が。 なぜか良い画像が残ってませんでした。。。 |
とにかく細葉の耳付きと言う事で 密かに1人で衝撃を受けていました。 当時はあまり伝わっていなかった気が。。 |
新しい種類なのかギガンティアの地域変異なのか はたまたハイブリッドなのか詳細は不明です。 実生は出来るらしいです。 |
An. cf. gigantea 「pynaertii」
まだカメルーン便が来る前に入荷していた ワイルドかどうか微妙な感じのギニア便で ピナエルティとして入荷したものです。 |
種類としてはギガンティアに当たるのだろうと 思いますが、既存のギガンティアと思われる種と 比較してとにかく耳が長い!場合によってはこの 画像のように耳の方が長くなることも。。。 |
An.cf.pynaertii 「hastifolia」
ごく初期のカメルーン便でハスチフォリアとして 入荷したものです。入荷時は葉が前に返っている ハスチと思われる草姿をしていましたが、栽培すると 徐々に葉が細くなりなおかつ耳が左右に伸び始めました。 |
入荷した中で最もピナエルティに近い形状だと 思います。本種は葉柄に棘がある個体群で、 カメルーンからやってくるギガンティアなどにも 時折みられる特徴です。ファームから入荷する アヌビアスの葉柄には棘はありません。 |
これらは偶然店頭で成長した姿が確認出来ただけで
もしかしたら当時消耗品のごとく大量に入荷した中には
更に変わった耳付きがあったのかもしれません。
恐らく殆ど残っておらず見ることは叶わないかと
思いますが手にした方はラッキーですね。
このような魅力的な種類も今後は新たに入荷することも
無いのでしょう。もちろんそれはアヌビアスだけに
限った話ではありません。
。。。続く
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