あります。その存在はエキノドルス、クリプトコリネと共に
3大水草グループと言えるでしょう。
このブログでもクリプトコリネ、エキノドルスと取り上げて
来ましたが、さすがにアヌビアスをやらないわけにもいかないので
そろそろ書き始めます(笑)
アヌビアスの仲間は西アフリカ産サトイモ科の水草で
よく見かけるものはアヌビアス ナナと呼ばれる種類で
正確にはAnubias barteri var. nanaと言う学名になっています。
現在は小さな水草が数多く紹介されており選択肢は
いくつもありますが、昔はこのナナが比較的小型の水草と
されて用いられていました。
また、このナナとバルテリィと呼ばれる種類(An.barteri var. barteri)は
丈夫な水草としてアマゾンソードやミクロソルムと共に水草初心者や
熱帯魚飼育水槽の装飾品として推奨されてきました。
かつての熱帯魚水槽にはナナやミクロソルムが着生した流木が
転がっており、そこにラムズホーンがのそのそと這い、ネオンテトラや
パールグラミーが泳いでいる。底床付近にはプレコや赤コリがもぞもぞと
餌を探していると言ったイメージですね。え?違います??(笑)
古くは高級品だったアヌビアス ナナも今では丈夫な水草の代表種となり
バルテリィと共に二酸化炭素が添加されていない砂利の水槽に投げ込まれて
販売されています。
アヌビアスと言えばどうしてもそういうイメージを持たれますが、
水草好きとしてはちゃんと鑑賞・栽培対象の水草として捉えて
いきたいと思います。
安価で販売されるナナとバルテリィ(それでも一時期よりも上がった?)以外の
種類は見かける頻度も少なく、水草をそれなりにやりこんでいないと
レイアウトを少しやってます程度では名前すら知らない人が多いのでは
ないでしょうか。
実はアヌビアスと言う水草は、ナナの知名度とは裏腹にあまり知られていない
水草なのだろうと思っています。
その理由の1つにナナをある程度効果的に使った、またはプチナナを
多目に配置したレイアウトは見たことがありますが、
「アヌビアスをメイン」「殆どアヌビアスだけ」、または
「ナナ、バルテリィ以外を効果的に配置」
と言ったレイアウトを20年以上見たことがないのです。
なぜそうなるかと言うと、アヌビアスの種類を知らない、使い方がわからない
と言ったこともあるでしょうし、いつも私が主張する水槽の小型化の弊害も
大きいでしょう。また、いわゆる流行りのレイアウト手法に馴染まないと
言う部分もあると考えられます。
一見メジャーに見えて実はマイノリティ。そういうアヌビアスの仲間を
見ていこうと思います。
。。。続く
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