2017年1月22日日曜日

時代は回るが。。。(1)

アクア関係の仲間から、「ご指名ですよ(笑)」と言われたので
少し触れておきましょう。

と、まぁ本題に入る前に寄り道を。


月刊アクアライフ2月号の特集が

「自然とアクアリウムの融合」

と言うものでした。
その表紙を見た際、ページをめくる前に内容をざっと
想像してみたのですが、私は水草の人間なので基本的には
ここでは当然水草水槽についてのみ浮かぶわけです。

自然とアクアリウム、となるとまずはアトラスレイアウトに
なりますね。
今月号の表紙だとすぐにレッドカボンバとハセマニアが
浮かびましたが、魚はコロンビアメタエが正解でした。。。
ハセマニアはシルバーチップと言う名で古くから知られる
カラシンの1種で長谷マニア(なぜか変換出た)ではない(笑)
そのマニアも今はたくさん居そうですが。。。

で、アトラスレイアウト以外にどう融合させるのかと
やや不思議に思いながら中身を見ると、概ね
現地再現レイアウトでした(笑)
まぁそれ以上は難しいかな、と。
現地再現レイアウトも何年か置きに回ってきますね。
自生地の写真は私も好きなので嬉しいですが、
それを自分のアクアリウムに落とし込むのは
どこで線が引けるかでかなり内容が変わってくると
思います。
短時間で見本を作ってもやはり響きにくい。
そもそも特集記事で作り込んだものを掲載する
こと自体、無理なのかもしれません。
ただ、それではちょっと寂しいですし、やってみよう
と言うふうにはなりづらい。

現地再現=同産地縛り、と言うのもなかなか
キツイものはありますが、その制約も楽しめないと。。。
と個人的には思います。
でもまぁその辺は個人の自由ですが、どこまで
拘れるかが趣味じゃないかと考えています。
あとは水槽内に凝ったとしても、イメージをさらに
膨らませるのはやはり限界があるかもしれません。
と言うところから、水槽内の水草と周辺に配置する
植物を出来るだけ違和感や隔たりが無いように
トータルでレイアウトすること、まとめて遊ぶことを、
ダッチからヒントを得て10年ほど前から提案していこうと
やってきたわけです。
自然との融合なら、この辺も含めて良いと思います。

とは言うものの、これも以前にたしかアクアガーデンの
宮本さんがデナリーの器具を使ってパルダリウム
(現在流行っている?ものとはちょっと違う)をやっているので、
結局は私もトレースしているだけとも言え、ここでも時代は
回ってる感があると言えばそれまでなのですが。。。
変わったのはあの頃より植物の選択肢が格段に
増えていること、器具や部材がより使いやすくなっていること、
水槽が小型化していること等があるので、自由度が上がり
ハードルが下がることによって、可能性は広がっていると
思います。

まぁ本人が新しいことをやっているつもりでも、人間の
発想なんて天才以外は似たり寄ったりですからね(笑)


脇道にそれ過ぎたため、すぐ続く(笑)



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