2010年12月4日土曜日

アポノゲトン復活の狼煙

以前より、私個人の思い及び水草発展のためにと、
アヌビアスの復権を願いこの場や店頭などで、アヌビアスの
楽しさをお伝えすべく、語り続けてまいりました。

幸いなことに、ギニア便のみならずカメルーン便と言う大いなる
後押しがあったことにより、様々な形で紹介されることとなり、
それにより、個人ブログや小売店の入荷で見かける機会が
飛躍的に増えたと言うのが現状ではないかと考えられます。
そして、初心者からコアな愛好家にも再度認識されたことにより
水草の1ジャンルとしての地位を再びある程度築くことが
出来たのではないかと考えております。

現在は私が執拗に叫ばなくても、自然な流れに任せておけば
ある程度良い状況下にあると感じております。
もちろん、入荷する種類に対する手詰まり感は否めませんが、
時折、ファームより新品種が入荷したり、sp.ガボンのように
スターダスト同様再生を果たした種類も見られるようになり、
それなりのペースを保っていると思われます。

そして、私が次にターゲットに絞ったものは「アポノゲトン」です。
本属は、入荷する種類数は少ないとは言え、なにかしらのアポノゲトン、
と言うことであれば、安定して供給されております。

個人的にはベトナムやスリランカで自生地を見ていることや、
レースプラントへの憧れは昔から変わらぬものであり、好きな
仲間ではありました。
ただ、悲しいことに本属には

「アポノゲトン=ウルバケウス=成長が速く巨大化する」

「レースプラント=休眠期がある=育成が難しい」

と言う2大既成概念(または固定観念)の存在が育成する機会を
排除していると思われます。
反対に、現在の流通品は一般ルートでの入荷が殆どで、価格による
障壁は皆無と考えます。

解決策・打開策は容易で、大きくなれば有茎草同様トリミングを
施せば良いだけです。
また、レースが水槽に入れることが出来ないくらい難しいので
あれば、導入翌日に回復不可能な状態に陥ることも珍しくない
ホシクサ類の方が余程難易度は高いと考えられます。

また、アポノゲトンには未入荷種も多く、これからも新しい草に
出会えると言う大いなる楽しみが残されております。
代表的な産地であるマダガスカルのみならず、産地は広範囲にわたり、
前述のスリランカ、ベトナムや、タイ、オーストラリア、インドなど
まだまだ入荷が期待できるものであります。
また、流通種とリアルなものが別である場合もあるかもしれません。
ナチュラルハイブリッドが存在する可能性もあるのです。
こういった部分を探求するのもまた興味深いものです。

既存の種類でも未知の部分が多く、レースプラントには様々な
タイプが存在しており、アラメ、ヒロハ、ホソハはもちろん、その中での
個体差が複雑に入り組んでおり、網目の違いや、葉先の形状の違い、
また葉幅などが異なるタイプも複数あるようです。
少数ではありますが、コンパクトやクリスプスレッドのような改良品種も
存在しております。

私にはレイアウトや素材等で果たせる役割は殆どありません。
しかしながら、こういった水草自体の興味深さや奥深さ等を
ご紹介していくことは少なからず出来ることがあると考えます。
そして、今年後半より、いくつかのアポノゲトンをご紹介し、
強く推奨してきたものであります。そして、ごくわずかでは
ありますが、他のショップにも入荷が見られ、販売されている
ようであります。

世界屈指の珍草・奇草であるレースプラントを自宅で、しかも
安価に入手できることの価値を見出し、そしてその仲間の
興味深さを堪能して頂きたいと願います。

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